2023年12月17日

Fishman Rare Earthの電源供給

 既に13年前に友人の Fishman Rare Earth Blendで実施した内容であるが、自分のRare Earth Bassでも実施して画像を撮ったので記事にする。Rare Earth Blendは電池がCR1/3NまたはSR44が2個で、電池ボックスが本体の真下で電池交換するためにはどうしてもギターから外す必要がある。3Vを供給するだけだったら別の電池でも良いのでは?と気が付いて、同じCRで容量が大きいCR123Aで電源供給することを考えた。本体改造はしない、という要求があったので、CR1/3Nと同じサイズのダミー電池を作って元の電池ボックスに挿入してプラスとマイナスを引き出し、CR123Aの電池ボックスを繋いでマジックテープで側面に貼った。これで容量が160mAhから1600mAhと10倍になり電池交換のストレスも無くなった。自分のRare Earth Bassでやってみたらこんな感じ。既にプリアンプを付け外して構造がわかっているので分解して元の電池ボックスは外し、リード線を出してJSTのXAで中継してCR123Aの電池ボックスを両面テープで側面に貼った。あまり深く考えずに同じCRということでCR123Aを選択したが、今思うと単4の2本直列ボックスでもギリ側面には貼れそうだな。スナップ付きボックスにしてスナップを本体から引き出したほうがスマートかも。でも2本外さないとならないので電池交換がやりにくいか。コイン電池を使う方法は軽いし省スペースなので他メーカーも追従して流行ったけど、容量が小さいのがイマイチなんだよねえ。

2022年8月15日

トランスアイソレータ

以下は2020年3月のお話。 VUメーター付きのマイクプリにファンタム電源がかかったらメーターが振り切れたという経験からカットのためTOMOCAの11T-12を長く使っている。中のトランスはサンスイらしい。NEUTRIKからNA-Housingが発売されたのを知ったので、ST-71で同じ機能を作ってみた。カッコいいなあ、これ。もうちょっと良いトランスが入るくらいのサイズにならないかな、と思って検索していたら、なんとトランスを通すだけのエフェクター、ライントランスと呼ぶらしいものを見つけた。LUNDAHL使ってこの価格かあ、と思って見ていたら、OEP/Carnhillという知らないメーカに気が付いた。検索するとA187A12Cが600Ω:600Ωで¥4000程度で買える。作ってみるか、ということでまずフォーンジャックのアンバランス仕様で製作。ベースに使ってみると、え、何か良いじゃん。じゃあバランス仕様も、ってことでXLRのコネクタの穴を開ける自信がないので以前からアイデアがあったコンセントボックスでなんとかするを実行。未来工業のPVR16-0をSONICのSP-01で内側をシールドしてCANAREのM-CPAX02DにPANASONICのWN7603KPで組み上げ。ゴム足代わりにタカチのシリコンバンド。あっという間に3つのトランスアイソレータ完成。A187A12CはLUNDAHLやJensenを買う勇気がない貧乏性にはちょうど良いかな。で、今は2022年8月ですが、各部材のリンクを追ったらかなり値上がりしていてちょっとビックリ!

2022年6月24日

0dB HyCAA

事の発端はエフェクターとしての真空管プリを物色していたら、真空管を使ったヘッドホンアンプ0dB HyCAAを見つけてしまったことだ。YAHAアンプはだいぶ前から知っていたがこれは全く気が付かなかった。8年も前からあったとは。ネットでかなりの高評価なので俄然興味が湧く。基板がここで売っていたので早速購入。親切なマニュアルに従っていつもの通販3社経由で推奨部品を集める。オペアンプはネットの先輩方の記事をいくつも読んでV-AMPはMUSES8920、C-AMPはNJM4556ADDを選択。真空管は侵攻の影響かロシア製がほぼ入手出来ない。でもJJのECC802Sが見つかったのでちょっと高かったけどTMを購入。以前頒布されていたアクリル板は入手出来なかったので何度かお世話になっているこちらにオーダー、1セット送料込みで¥2500くらいで作ってもらえた。部品はかなり奢ったと思うがこれでも合計¥10000未満。LEDは眠っていたオレンジを2.2kΩでおとなしめに点灯したら思いがけず良い雰囲気。昔々買ったヘッドホンアンプ付きのUSB DACを何個も復活させて、入力するラインレベルの信号を複数作って比べながら音出し。鳥肌が立ちました!なんと優しい音だ。ノイズは私の耳では全く聞こえない。入力レベルを高くする必要はあるが、素晴らし過ぎ!真空管モノは13年前にTUBE MPのINSERT端子増設改造したついでに真空管をエレハモの12AX7に交換して音が変わって喜んだ以来だな。真空管沼にハマる気持ちがちょっとわかるな。

2020年7月20日

34インチスケールのアップライトベース

2005年末にポジションマーク付のCUB CUSTOMを中古で入手してから数年40インチスケールと格闘したが、結局諦めて手放してしまった。ストレッチには最高なんだがサムポジションは無理〜とか重すぎて現場投入出来ないとか。アルコで弾きたかったけどな。コントラバスを若い時に選んで続けている方々には頭が下がる。でもアップライトを諦めきれずに34インチスケールのOmni Bassが出てきた時はやった〜!と思ったが、とにかく高い。NXT、WAVと出てきて入手出来そうなところまで来てさらに何年も迷ったが、UB804が出たので、WAVと触り比べてやっとUB804を購入。Twitterで著名な方々が弾き出したのも大きいが。いや〜よく出来てる。よくぞこの価格で製品化してくれました。ありがとうIbanez。独立ブリッジピックアップでトリムもあるのでピエゾにありがちな弦によって音の大きさが変わるのを改善出来る。スタンドは重いが安心感はある。TAMAだもんね。ポジションマークを全フレット打ってくれたら完璧だった。さあこれで諦めていたアルコを頑張ろう。

2019年4月30日

7年目のMacBook Pro

以前は毎年のように買い換えていたMacだったが2012年にRetinaじゃない15インチMacBook Proを買ってからこれをずっと使っている。毎年アップデートされるOSに対応出来ている内は、と思いながら7年目に突入。バッテリーもHDDも一度も交換しないままだったが、さすがにバッテリーがヘタって1時間も持たなくなったので、自分で某国製に交換。交換前は2000mAhくらいしかなかったのが7000mAhって。やたらに長く持つようになったが、バッテリーメーターがよくわからないのでツールを探す。結局これに落ち着いたが、こうやって最大容量が徐々に減っていくんだなあ〜と実感。ついでにHDDもSSDに交換したら、全くの別物になってしまった。これだけ速くなったらますます新しいMacを買う気が失せる。さていつまでOSのアップデートに耐えられるか?

2019年4月14日

続シールド付き電源ケーブル自作

MARINCOのコネクターの欠点はネジが全部タッピングで相手側が樹脂で負けちゃうことだな、と実感。要するに回しすぎて壊しちゃったのだが。でAmazonでMARINCOに似てるけどオヤイデみたいにネジがナット受けらしい某国製のViborg Audioというメーカーを見つける。金メッキ品のセットはMARINCOとほぼ同じ価格だったがポチる。MARINCOの改良版って感じ。ネジがM3のナット受けなので、全部ステンレスビスに交換してBELDEN 19364を付け直す。そのままクランプするとケーブルが細いのでコネクタ中心から大きく外れるので、ネジにスペーサーかませて中央になるように調整。ネジが気持ち良く締まっていい感じ。でさらに盛り上がって柔らかいと評判のカナレLP-3V20ACを2m買ってIECコネクタはネジが全部ナット受けのAETのPSE320HG、これが明光社のOEMと分かったのでプラグは明光社のME2591を選択してもう1本作る。これで¥6000弱。LP-3V20ACは編組シールド+アルミホイルでドレイン線付きの豪華なシールド。11mmと太いけどなかなか柔らかい。さすがカナレ。PSE320HGは高いけどこのタイプでは嵌合が一番だな。当然全部ステンレスビスに交換。ME2591は定番とのことだがLP-3V20ACだとケーブルクランプが締め切れずに浮いて動いてしまう。精神衛生上よろしくないので、アメリカン電機の7112GNに交換する。圧着端子が必要だけど真鍮非メッキで低価格で良い。これもステンレスのビスとタッピングに交換。クランプも締め切れたし。って何してんだ私。

2019年4月13日

Bluetoothイヤホン

昔からiPhoneのイヤホンジャックの音は音量を上げるとグシャッとなるのが気になってDockやLightningで接続するヘッドホンアンプをいくつも試した。最終的にAT-HA30USBとUSBカメラアダプタの組み合わせで長く使っていたが、ケーブルレスに憧れてBluetoothイヤホンに手を出す。最初はJBL T110BTを買ってケーブルがないって凄いな、と感動してたのだがすぐ紛失、しばらく立ち直れなかったのだがAnker SoundBuds SlimをAmazonセールで安く見つけて購入。磁石でループになるし、フィット感が高くていいな、と思っていたが長時間使っていると結構疲れる。そうだSE215を持っていたな、と思い出し今度はMMCXのBluetoothリケーブルに手を出す。まずradius HC-M100BTKをポイントが¥3000もあったので買ってみる。SHURE掛け出来ない長さだけど音は良い。でもしばらくして電源が入らなくなったので、次に某国ブランドのKZ Bluetooth BT5を買う。すごく安いんだけど、SHURE掛け出来て音も良いなあ。radiusはメーカーに直接メールしたら新品と交換してくれた。これでMMCXのBluetoothリケーブルが2本になってしまったのでELECOMのMMCXイヤホンが安く売っているのを見つけradiusにつけてみる。これも良い音だなあ。これでBluetoothイヤホンが3つになってしまった。さらに完全独立イヤホンのSoundPEATS TrueFree+をAmazonで¥1000引きクーポンがあるのを見つけて買う。これで4つ目。SoundPEATSは小さくて軽い分低音が足りないが、ケーブルが全くないのは凄いことだ。さあ次はどうする?