事の発端は楽器業界で何故か高い電源ケーブルが話題になっているのに気が付いたことだ。1.8mの完成品で¥12000くらいから上はもう訳がわからない価格。アース付き3Pでシールドが付いてるけど、日本の家屋でアース付きコンセントは普及してきたのか?20年前に建てた自宅は一部アース付きコンセントにしてあって、昔から電源ケーブルって何でシールドがないの?とは思っていたのもあり、興味が出て来て調べると、シールド付き電源ケーブルって2sqで直径が10mmくらいからあるのね。¥12000をいきなり試す勇気がないのでまず国産の低価格なシールド付きノイレックスCV-Sを使った完成品を作ってくれる
ところを見つけて¥3800で買ってみた。届いたものは作りはとても丁寧で良かったのだがケーブルが太くてめちゃくちゃ固い。接続機器が浮くくらい。ロードで使うつもりなのでこれは無理だなって思ってさらに調べるとBELDENの19364やカナレのLP-3V20ACは柔らかいらしい。BELDENファンとしては当然19364なのだが、これを売っている
通販店で一緒に定番と言われているMARINCOのプラグとIECコネクタを見つけので結局一緒に買ってしまった。合計¥7000弱。部品代だけでこれくらいだから完成品はそりゃ高くなるよな。ネットの情報を参考に作ってみたが、ケーブルは柔らかいし、コネクタは裸線の圧接もケーブルクランプも本当に秀逸で部品マニアとしては大満足。でも音の違いはよくわからない、っておいおい。